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酸ヶ湯温泉旅館の混浴体験と部屋・食事!冬のアクセスは無料送迎バスがおすすめ

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「酸ヶ湯温泉旅館」に2泊3日の一人旅をしてきました。以前からゆっくりと滞在したかった温泉でしたが、やっと時間が取れました。「酸ヶ湯温泉旅館」は青森県青森市にある旅館で、八甲田連峰の標高900mの高地に位置しており非日常感もたっぷりです。

「酸ヶ湯温泉旅館」といえば混浴の「ヒバ千人風呂」が有名ですが、筆者の目的ももちろんこの温泉を満喫することでした。滞在中は温泉と部屋の往復を繰り返す温泉三昧で、食事もおいしくてたっぷりと英気を養うことができました。

このように魅力いっぱいの温泉宿なのでリピーターも多いですが、初めて訪れる方はどんな温泉宿なのか興味をお持ちかと思います。特に女性の方は混浴がどんな感じなのか、気になるのではないでしょうか?

こちらでは、筆者の混浴体験を通じて「酸ヶ湯温泉旅館」の温泉の特徴についてご紹介します。また、「酸ヶ湯温泉旅館」の部屋や食事の様子、アクセス情報についてもお知らせします。「酸ヶ湯温泉旅館」に行かれる方は、是非参考にして下さい。

酸ヶ湯温泉旅館の混浴体験

「酸ヶ湯温泉旅館」の【温泉】には混浴の「ヒバ千人風呂」と男女別の「玉の湯」があります。
泉質はともに硫黄を含む酸性湯で、療養に適した温泉(療養泉)として認められています。
筆者は滞在中、午前・午後・夕食後の1日3回、入浴しました。

ヒバ千人風呂

多くの人が混浴の「ヒバ千人風呂」を目的に酸ヶ湯温泉旅館を訪れると思いますが、約160畳というだけあって大変広かったです。また、天井までの高さも約4メートルあるので、圧倒的な空間でした。さすがに千人は入れないとは思いますが、柱のない総ヒバ造りの大浴場はまさに壮観!

「熱の湯」「四部六部の湯」「湯滝(打たせ湯)」「冷湯(かぶり湯)」の4つの異なる源泉があります。酸性硫黄泉で白濁しており、温度の違いも楽しめて大変リラックスできました。長湯は禁物ですが、数分ずつ交互に浸かって日頃のストレスも忘れられました。筆者のように濁り湯の温泉が好きな方には最高の温泉なのではないでしょうか。

混浴に抵抗のある女性の方もいらっしゃるかと思いますが、「ヒバ千人風呂」には女性専用時間が設けられており、毎日午前と午後の8時~9時の時間帯は、女性の方のみの入浴時間となっているので、この時間帯なら安心して入浴できることでしょう。また、売店では湯浴み着(1,300円)を販売しており、女性の方はこの湯浴み着を着用して入浴することもできます。(※売店で販売している湯浴み着以外は不可)

広い「ヒバ千人風呂」ですが実際には湯けむりで視界が良くないことが多く、少し離れたところはよく見えませんでした。男女のエリアが区切られていることもあり、女性の声が聞こえなければ混浴であることを忘れるほどでした。

玉の湯

一方の「玉の湯」は混浴ではありませんが、シャワー・洗い場を備えています。源泉は異なるもののどちらも白濁した酸性の硫黄泉で、男湯は1階、女湯は2階にあります。入ってみて温泉としては「ヒバ千人風呂」との違いはあまり感じませんでした。

洗い場のない「ヒバ千人風呂」に対して、「玉の湯」はシャンプー・コンディショナーなどを備えているので用途に応じて分けて使うといいでしょう。

酸ヶ湯温泉旅館の部屋

「酸ヶ湯温泉旅館」の【お部屋】は全139室で、旅館棟湯治棟に分かれます。2階建てで増築に増築を重ね1号館~7号館・イ棟があり、1号館・7号館・イ棟が旅館棟、2号館・3号館・5号館・6号館が湯治棟になります。(トイレ付は1号館と3号館)

一人旅の筆者は3号館のトイレ・洗面台付和室6畳を予約し、ほぼ快適に過ごせました。ただ、炊事場が近いのと寝るところがドア1枚しか隔ててないせいか、早朝、廊下の話し声で目が覚めてしまいました。

口コミでは階段のそばの部屋で昇り降りする音が気になったという声もあるので、どこまで対応してくれるかはわかりませんが予約の際に静かな部屋(2階など)をリクエストしておくのもいいかもしれません。

宿の人の話では最も人気があって早く満室になるのが1号館で、ベッド付の洋室という温泉旅館らしからぬ部屋になっています。館内巡りをしていて、ちょうどチェックアウト直後の掃除の時に掃除係の方がほとんどすべての1号館の部屋を案内してくれたのですが、1部屋ずつ少しだけ違っていて和モダンというのでしょうか、とにかく他の部屋とは別世界で1号館から埋まっていくのも納得でした。
音が気になる方にもおすすめです。

このように「酸ヶ湯温泉旅館」の【部屋一覧】は多種多様なので、おすすめの部屋と聞かれても一言では答えにくい面があります。何しろいろいろなタイプの部屋があるので、昔ながらの趣きのひなびた部屋がいいのか、ある程度設備の整った機能的な部屋がいいのか、ニーズに応じて選択することをおすすめします。

「酸ヶ湯温泉旅館」の部屋
旅館棟:1号館(トイレ付)・7号館・イ棟
湯治棟:2号館・3号館(トイレ付)・5号館・6号館

「酸ヶ湯温泉旅館」の【プラン一覧】は、こちらからご覧いただけます。
ニーズに合わせて、ピッタリのプランを選んで下さい。特に最も人気がある1号館は早めに予約することをおすすめします。

 

酸ヶ湯温泉旅館の食事

「酸ヶ湯温泉旅館」の【お食事】は、酸ヶ湯温泉旅館が八甲田の山中にあるので山の幸中心かと思いきや、青森港からの新鮮な海鮮も大変充実していました。筆者は2泊3日の旅館食プランでしたが、飽きることなくおいしくいただきました。

では、酸ヶ湯温泉旅館の食事がどんな感じだったか、夕食・朝食・昼食に分けて見ていきましょう。

酸ヶ湯温泉旅館の夕食

↑1日目の夕食

酸ヶ湯温泉旅館では自炊される場合は別として、食事付きの場合は「湯治食」と「旅館食」があります。さらに夕食はプランによって、お食事処(個室・大広間)か部屋食かに分かれます。

「湯治食」は長期滞在される方向けで、程よい品数の料理が日替わり定食で楽しめます。一方、「旅館食」は品数も多く青森の旬の味覚がお膳にズラリと並び、さらにアップグレードプランもあります。また、お食事処(大広間)ではご飯と味噌汁はセルフで食べ放題になっています。

筆者は「旅館食」をお食事処(大広間)でいただくスタンダード料理プランでしたが、日本酒3種飲み比べとともに青森の海の幸や八甲田山の山の幸などを大いに楽しみました。1日目は金々魚焼きや豚肉の林檎鍋、2日目は一口サイズのお寿司や銀鱈焼きなど、メニューが変わって多彩でした。

↑2日目の夕食

酸ヶ湯温泉旅館の朝食

朝食は2階のお食事処でバイキングスタイルでいただきます。和洋中のメニューが所狭しと並びますが、スペースとしては広々としています。

朝食の時間は6時45分〜8時30分で最終入場が8時とかなり早い時間で、混み合う時間帯も早いとのことでした。なので7時30分過ぎに朝食会場に入りましたが、すでに混雑のピークは過ぎたのか、すぐに席につけました。外の景色が見渡せる奥のスペースが人があまり通らず静かでおすすめです。

和洋中とメニューが多いので、朝食バイキングはあれもこれもとついつい欲張ってしまいます。滞在中2回の朝食もやはりお腹いっぱいになるまで食べ過ぎてしまいました。

酸ヶ湯温泉旅館の昼食

昼食は売店に隣接している「お食事処 鬼面庵」がおすすめです。筆者は「山菜そば」をいただきましたが、他にも名物「酸ヶ湯そば」「しょうが味噌おでん」など、酸ヶ湯温泉旅館ならではの味覚を楽しむことができます。

また、館内にはカフェ「ぶな林」もあり、温泉旅館とは思えない雰囲気でカレーなどのランチメニューがあります。さらに筆者が訪れた時は、系列の八甲田ホテルのランチプランをお得な料金で楽しめる送迎プランも実施していました。

酸ヶ湯温泉旅館のアクセス~冬は無料送迎バスがおすすめ

「酸ヶ湯温泉旅館」へのアクセスは、新幹線・電車、飛行機、車などさまざまな方法があります。
⇒ 「酸ヶ湯温泉旅館」の【地図・アクセス】

車以外のほとんどの方は「新青森駅」か「青森駅」から「酸ヶ湯温泉旅館」へ向かうことになりますが、おすすめなのが「酸ヶ湯温泉旅館」で運行している無料送迎バスです。無料である上にほとんど停車することもないので、他のバスより短い所要時間で宿に到着することができます。

雪のない時期はともかく、八甲田山は日本でも有数の豪雪地帯なので冬季は特におすすめです。筆者が「酸ヶ湯温泉旅館」を訪れたのは真冬の1月でしたが、車が立ち往生していました。

では、「酸ヶ湯温泉旅館」へのそれぞれのアクセス方法を見ていきましょう。

無料送迎バスの所要時間・乗り場・予約・時刻表

「酸ヶ湯温泉旅館」では、便利な無料送迎バスを1日2便運行しています。所要時間は片道約60分、乗り場は行きが青森駅東口から徒歩約3~5分ほどの商工会議所(セブンイレブン)前、帰りは「酸ヶ湯温泉旅館」前からとなります。

商工会議所(セブンイレブン)前は、「青森のっけ丼」で有名な「青森魚菜センター」も徒歩数分なので時間があれば立ち寄るのもおすすめです。利用には予約が必要ですが、宿泊予約の際にいっしょに申し込むのがいいでしょう。

「酸ヶ湯温泉旅館」の無料送迎バス時刻表
・「青森駅商工会議所(セブンイレブン)」前発:10:15または14:00
・「酸ヶ湯温泉旅館」前発:8:50または12:30

なお、帰りは8:50発を逃すと次の便が12:30発でチェックアウト(10:00)から時間がありますが、チェックアウト後も無料で温泉には入れるので退屈することもなかったです。

新幹線・電車の場合

「酸ヶ湯温泉旅館」への新幹線・電車によるアクセスは「新青森駅」、「青森駅」からのルートが便利です。(※新青森駅は新幹線の停車駅、青森駅は新幹線は停まらないので注意)

新幹線の場合は「新青森駅」からそのままJRバスに乗るか、または在来線で「青森駅」まで向かい、「青森駅」からJRバス、または「酸ヶ湯温泉旅館」の無料送迎バスを利用するか2つのアクセス方法があります。

新幹線・電車の場合
「新青森駅」→ JRバスで「酸ヶ湯温泉旅館」へ(約80分)
「青森駅」→ JRバス(有料・約70分)、または「酸ヶ湯温泉旅館」無料送迎バス(約60分)で「酸ヶ湯温泉旅館」へ

飛行機の場合

「酸ヶ湯温泉旅館」への飛行機によるアクセスは「青森空港」からのアクセスが便利です。ただし、「青森空港」から「酸ヶ湯温泉旅館」への直通バスは運行されていないので、一旦、JR「青森駅」で乗り換えることになります。

JR「青森駅」からはJRバス、または「酸ヶ湯温泉旅館」の無料送迎バスの利用となります。

飛行機の場合
「青森空港」→ バスでJR「青森駅」へ(約35分)→ バスで「酸ヶ湯温泉旅館」へ(約60~70分)

遠方からの「酸ヶ湯温泉旅館」への旅行は飛行機の利用が便利です。
お得な「ANA楽パック」や「JAL楽パック」もあり、旅行全体が格安で行けます↓↓

車の場合

車の場合、遠方からは東北自動車道を利用することになります。北からのアクセスなら「青森中央IC」、仙台など南からのアクセスなら「黒石IC」が最寄りのインターチェンジとなります。いずれのルートも冬季はスタッドレスタイヤ、またはチェーンの装着が必要です。

車の場合
東北自動車道「青森中央IC」→国道103号線で約60分
東北自動車道「黒石IC」→国道102号線で約20分→県道394号線を経由し国道103号線で約40分

駐車場:あり(約150台・無料)

酸ヶ湯温泉旅館の混浴体験と部屋・食事・アクセス~まとめ

こちらでは、筆者の混浴体験を通じて「酸ヶ湯温泉旅館」の温泉の特徴について見てきました。
また、「酸ヶ湯温泉旅館」の部屋や食事の様子、アクセス情報についても紹介してきました。

ホテル名 酸ヶ湯温泉旅館
(読み) すかゆおんせん りょかん
特 色 広さ160畳の大浴場「ひば千人風呂」にぜひ一度お入り下さい。昔ながらの混浴を守っています。
料 金 9350円~
住 所 〒030-0197 青森県青森市荒川字南荒川山国有林小字酸湯沢50
電 話 017-738-6400
FAX 017-738-6677
最寄駅 青森駅
アクセス JR青森駅より十和田湖行JRバスで70分
駐車場 有り 150台 無料 先着順
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「ヒバ千人風呂」での混浴体験は温度の異なる源泉に繰り返し入浴して大変リラックスできました。混浴に抵抗のある女性の方には、女性専用時間での入浴、または湯浴み着(1,300円)を着用しての入浴がおすすめです。実際には湯けむりで視界が良くないことが多かったです。一方の「玉の湯」はシャワー・洗い場を備えているので、用途に応じて使い分けるのがいいでしょう。

部屋は最も人気があるベッド付洋室の1号館から昔ながらのひなびた部屋まで多種多様です。
1号館~7号館・イ棟の全139室からニーズに応じて選択することをおすすめします。

食事は「湯治食」と「旅館食」があり、「旅館食」は青森の海の幸・山の幸が充実、朝食はバイキング形式、昼食は売店に隣接している「お食事処 鬼面庵」のそばや館内のカフェ「ぶな林」のランチメニューがおすすめです。

酸ヶ湯温泉旅館へのアクセスは車以外なら青森駅からの無料送迎バスがおすすめです。
特に冬季は豪雪地帯となるので、かなり便利ですよ。

東北で温泉旅行をお考えなら「酸ヶ湯温泉旅館」を検討してみてはいかがでしょうか。特に濁り湯の温泉が好きな方には最高の温泉だと思いますよ。

ぜひ、「酸ヶ湯温泉旅館」でストレスから解放されて日頃の疲れを癒して下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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